航続距離が大幅延長 デザインもリフレッシュ
メルセデス・ベンツは、EVクロスオーバーのEQAの改良新型を欧州で発表した。内外装を改め、新機能を追加するなどして航続距離を延長した。欧州では今秋から発売され、来年初めから納車開始の予定だ。
【画像】メルセデスのコンパクト電動SUVがリフレッシュ【改良新型メルセデス・ベンツEQA/EQBを写真で見る】 全22枚
改良新型EQAは、メルセデスのシグネチャーであるスターパターンをあしらったフロントグリルパネルを新たに採用。さらに、フロントバンパーは空力効率にさらに適した形状となり、左右のヘッドライトをつなぐライトバーが追加された。リアライトには複雑な3Dモチーフを採り入れた。
メルセデス・ベンツによると、空力効率の改善に加え、不要な機能をすべてオフにして航続距離を最大化する走行モードの追加、低転がり抵抗タイヤの設定により、EQAの航続距離は420kmから560kmに延長されたという(WLTPモード)。これは同クラスの主要なライバルを上回る数値だ。
インテリアとしては、現行型Sクラスで初めて採用された、静電容量式コントロール付きの新しい3本スポーク・ステアリングホイールが装備される。ダッシュボードとドアトリムには、バックライト付きのメルセデスロゴがあしらわれ、見た目と質感を向上させている。
インフォテインメント・システムには、最新世代のMBUXを採用し、2枚の10.0インチ・スクリーンを標準装備とする。ディスプレイのグラフィックはシンプルになり、音声認識システムもさまざまなタイプの対話に対応できるようになった。
オプションとして、「スタジオにいるアーティストのオリジナル・ビジョンとほぼ同じように音楽をクリアに聴く」ことができるというBurmesterオーディオ・システムを設定。4つの「音の世界」を用いてオーディオをカスタマイズでき、実質的にスピーカー・システムの音響設定を変更することができる。
また、レーン・キーピング・アシストなどの運転支援システムは、従来よりも主張を抑えた、押し付けがましくないものになるとされている。
改良新型EQAの価格はまだ明らかにされていない。
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みんなのコメント
ベンツは独自急速充電設置していくみたいですが日本メーカーは独自急速充電も作らずに終わっとると言われてますが大丈夫ですか?